まず脳のメンテナンスがいるのかチェックしてみましょう。
- sleepkeeper3
- 3 日前
- 読了時間: 3分
精神科外来には、限界を迎えたビジネスパーソンの方々が毎日何人も来られます。外来でお話ししていることのうち、仕事の集中力のメンテナンスに有用となる部分を、すこしおすそ分けします。もしご自身があてはまればご活用下さい。
1、脳のパフォーマンスを定量化する技術はほとんどないこと:自費で光トポグラフィーを一度受けてみてもいいでしょうが、参考程度です。
2、各々置かれた環境条件が違いすぎること:性別と年代によってストレスに対する反応が違います
3、理想とする状況も違いすぎること、
から絶対値的な評価は難しいです。

外来でよく説明に使う解釈の仕方を3つご案内します。
1、自分用のパフォーマンス段階表
これは笠原嘉先生の笠原ラダーを参考にハナマルが唱えている持論です。
もちろん個人差がかなりあります。点数は、全体的なパフォーマンスです。
神経症傾向が低め(≒男性版) | 神経症傾向が高め(≒女性版) |
100点:超楽しめる、超捗る、調子が良い 80点:集中力低下・判断力低下 60点:やる気低下 40点:不眠・体調不良・飲酒 →免疫力低下でくりかえす風邪、 自律神経症状、炎症症状 仕事だけなら問題ない、と思って無視する 20点:休日寝て過ごす、不安と焦りと怒り、大きなミス | 100点:超楽しめる、超捗る 80点:不安、過敏、嫌悪感、むしろ過活動気味 60点:被害妄想的価値観、敵対関係 (=判断力は低下するが自覚はなし) 仕事より人間関係に興味が移る 40点:不眠・体調不良・涙 →業務より先に人間関係が破綻 仕事だけなら問題なく出来ている、と思っている 20点:明らかな問題行動、情緒不安定 |
読者の方は、60〜100点を行き来するようなイメージですので、ここの間の細かい点数ごとの、体や心の細かな変化を言語化して一度把握しておくと、その日使える「総エネルギー量」を把握して調整しやすいかと思います。
2、自分の脳をスマホのようなものとしてイメージする
「脳スマホ」のルール:夜寝ている間に充電されます。8時間睡眠で100%まで充電。日中は充電が20%を切るまで割と動いてくれます。夜になって疲れていると低電力モードになって集中力が下がります。逆に夜になってもエネルギーが余っていると目が冴えてます。電力は、「肉体労働」「頭脳労働」「感情労働」の3つの労働で消費されていきます。苦手な労働は消費が激しいです。
「脳スマホ」のルール2:慢性的な不眠があるとバッテリーが劣化してきます。遊びであっても刺激物への対処は電力を消耗します。仕事や自己研鑽ではない時間に、過去や未来のことを考えているのは、スマホの画面をつけっぱなしにしているような状態で、余計なエネルギーを浪費していることになります。
ルール2は、エネルギーの無駄遣いなのです。このスキマ時間に、脳スマホのスリープモード(シャッドダウン=睡眠ではなく)の状態で時間を過ごせば、仕事に割けるエネルギー量が増えます。つまりパフォーマンスが上がります。
3、感情や、体の苦痛の意味を正しく解釈する
感情や苦痛が先にあります。人のせい、仕事のせい、自分のせい、解釈は後付けです。今の自分のキャパシティを超えたことをしようとしているから、脳や体がアラームを鳴らしているのです。遊び過ぎ、仕事し過ぎです。
もし心当たりがあるなら、脳スマホの、①エネルギー消費量を減らす ②少しでもスリープモードか電源オフにして回復を図る ③低パフォーマンス状態での乗り切り方を学習する の3パターンです。
Best Nightでは、脳を意識的に回復モードに切り替えて、パフォーマンスを向上させるための方法をお教えしております。


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