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オンオフの切り替え:脳の実行モード(CEN)と会議モード(DMN)

  • 執筆者の写真: sleepkeeper3
    sleepkeeper3
  • 4月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月26日


「仕事中に別のことが気になって集中できない」「夜、布団に入ると不安や考え事が止まらない」 そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

実はこれ、脳の実行モード(CEN)会議モード(DMN)が混線している状態かもしれません。この2つの役割を理解し、生活リズムに正しく配置するだけで、日々のタスク消化は驚くほど楽になります。


1. 脳の2つのモード:「仕事」と「作戦会議」


私たちの脳には、大きく分けて2つの状態があります。


  • 実行モード(CEN:セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク) いわば「人生の本番」です。五感をフルに使い、目の前のタスクに没頭する状態。原始人で言えば、日中に命懸けで狩りをしている時間です。


  • 会議モード(DMN:デフォルト・モード・ネットワーク) 「人生の作戦会議」です。ぼんやりしている時や、思考がぐるぐると回っている状態。原始人で言えば、夜、洞窟に帰って明日の狩りの戦略を練っている時間です。


現代人は五感を使って仕事をする必要性が下がって、日がな脳と口で働くようになったので、この2つが混ざり合うことが多いです。特にテレワークなどは場所の移動がないと、脳が今はどっちのモードかを判断できず、狩りの最中に作戦を立て始めたり、寝る前に獲物を追いかけようとしたりして、エネルギーを浪費してしまうのです。




2. 夜のぐるぐる思考は正常である


よく患者さんから夜になると考え事が止まらないのを何とかしてほしいという相談を受けます。しかし、精神医学的な視点で見れば、夜に思考がぐるぐる回るのは、脳の会議モード(DMN)が正常に働いている証拠です。



3. タスクを迷わず回す最強のライフサイクル


私のタスク管理サイクルをご紹介します。


  1. 【夜】作戦会議の時間   

    思う存分、ぐるぐる思考や雑談を楽しみます。ここで課題を洗い出し、脳に作戦会議をさせます。

  2. 【朝イチ】タスクの書き出し   

    手帳を開き、昨晩の作戦をもとに「今日やるべきこと」をすべて書き出します。

  3. 【日中】ひたすら「狩り」に徹する   

    一度決めたら、日中は「何も考えない」のがコツです。手帳に沿って、ひたすらタスクをぶん回します。



4. 狩りの最中に迷いが生まれたら?


仕事の最中にこれはどうすべきか?という新しい課題や悩みが出てくることもあります。しかし、狩りの最中に作戦を立て直していては、獲物を逃してしまいます。


そんな時は、メモに書き留めて、夜に考えると決めてしまいましょう。 「今は考えない」という決断をすることで、脳は再び探索・仕事モード(CEN)にフルコミットできるようになります。




まとめ:脳をモードで管理しよう


  • 昼は狩猟(CEN): 迷わずタスクを消化する

  • 夜は会議(DMN): ぐるぐる思考を許容し、翌日の戦略を練る


この切り分けを意識するだけで、日中のパフォーマンスは上がり、夜の不安も脳の正常な機能として受け入れられるようになります。


今日から、日中の考えすぎを卒業して、ひたすらタスクをぶん回す爽快感を味わってみませんか?




 
 
 

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